今月から塾を始めて嬉しかったことの一つに「塾生の自習意欲が高い」ことが挙げられます。
特に定期テストを15日に控えた栗橋東中の2人は、この2週間弱ほぼ毎日自習に来てくれています。この生徒たちの自慢を少しさせていただくと、シグマスクールでは自習はあくまでも任意としている中、自発的に来ているのです。(他の塾生たちも普段から自習に来ているのですが、なぜこんなに皆が自習に来てくれるのか?その私なりの考えはまた次の回に…。)
定期テストとは何を問われる試験なのか?
中学生が勉強する大きな理由に「定期テスト」の存在は無視できません。では、このテストでは一体何を問われているのでしょうか?
それはすなわち知識の再現性です。つまりは、覚えた単語や計算方法をすぐに引き出せますか?という暗記ゲーム(全てではないが)なのです。教科書やワークの単語や問題がそのまま数字を変えて出てくる、そんな試験だとまとめても良いでしょう。
シグマスクールでの定期テスト対策
とてもシンプルに。「毎日、集中して2時間勉強しましょう」です。
この目標を達成するために塾側がやらなければいけないことは「①毎日、自習スペースを開放する」「②集中した勉強をさせる」でしょう。前者については、定期テスト前には日曜祝日も塾を開くようにしてあります。どんどん好きな時に来てください。後者には、集中する自信がない生徒については今日勉強する内容と退出時には何をやったのか報告してもらいます。また、どうしても暗記ものばかりして満足する生徒さんもいるはずなので、該当範囲の問題を塾教材から提供して頭を動かしてもらいます。今日勉強したなぁぁ!という満足感は、結局は主体的な演習量による脳の疲労感からです。
定期テストだけできる子にならないように
定期テストは成績表にも関する大事な試験です。ただ一方で、定期テストが出来ても受験で苦しむ子が多いのも、実際問題としてあります。
なぜ彼らは本番型の問題に苦戦してしまうのでしょうか?それは、「知らない」「見たことない」問題に積極的に触れてきていないからです。本番では問題を読み込む力が問われるため、定期テストで得た知識が多くても、それらをこの場面ではどう使えば良いのか、分からないのです。なんでしょう。ダッシュやジャンプの基本操作をたくさん練習し、1-1の面を何度も挑んだマリオが難しい面にいきなり挑むようなものでしょうか?
シグマスクールでは定期テスト対策の中にも、積極的に問題演習をしてもらいます。なぜなら定期テストは勉強の目標でもありつつ、自身の勉強を見つめ直す手段に過ぎないと考えているからです。あなたが最終的に目指すゴールは何で、そのために定期テストがどう役に立つのか、一緒に考えていきましょう。