年々、需要が高まっている「中学受験」ですが、小学生のお子様がいるご家庭は正直のところ必要なのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。シグマスクールでは中学受験もサポートしていますが、当塾での考え方を少しお伝えできれば幸いです。
中学受験は必須ではない
まず、一般常識的な話をさせていただくと、決して中学受験をしたからといってその後の学績が保証されるわけではありません。そして、それは逆も然りであり、中学受験をしなかったからといって難関大学に進学できないこともありません。
塾長の私も中学受験を経験した身ですが、中学は地元の公立中学に通い、小学校時代の友達と一緒に時間を過ごしてきました。そして、中学の友達は京都大学や早稲田・慶應といった大学に進学をしています。
では中学受験は無駄なのか?
この結論に至るかというと、それもまた違うと考えています。当塾では中学受験で扱う学習内容にこそ大きな意味があると考えており、受験という競争ゲームに勝つことを最優先にはしておりません。もちろん、早期の受験慣れ、目標達成の意義は認めるところですが、そればかりを推し文句にして指導を受け持つことは致しません。
問題文を読むのに5分ほどかかったり、問題を解くのに1時間も考えたりと、応用的思考を行う場合には中長時間を要します。これまでの基礎知識が横断的に出題され、小学校のカラーテストで90点を超える子でも、中学受験用の問題というのはそう簡単に解けません。そして、その力は間違いなく将来の勉強に活きていくのです。
まとめ
かなり抽象的な話となってしましましたが、これまで中学受験生を教えて感じることとしては、皆この受験勉強をすることで自分はまだまだ勉強不足だと自覚をされることです。
普段の小学生の中で比べられる学力と、埼玉県、全国と比べられる自分の立ち位置というのを自覚できるのは、中学受験の大きな魅力でしょう。そして、そんな競争心の育成も大切ながら、やはり一問に対する思考力や時間のかけ方を、この時期から身につけていくことにより大きな魅力を私たちは感じます。
受験はしないが、中学受験問題に興味があるといった生徒様も大歓迎です。ぜひ、シグマスクールまでお問い合わせください!